等しく与えられたものは

 

人間は、生まれたときから不平等です。国籍、要望、親も子も選べない。限界だらけで生きているわけだから、そんなにうまくいかないのが普通なんです。その普通をよしとしなければ、挫折感ばかりで心を病んでしまう。“頑張ればなんでもできる”なんて、一握りの成功者の希少現実ですよ。限界の中でなんとか可能性を見つけるのが、普通の人生でしょ。

“サライ 2012年12月号 インタビュー / 山田太一 ” 

 

わかっていたけど、

どこかで、頑張ればなんでもできると思ってた。

(今も思っている)

 

わかっていたけど、

どこかで、平等であるべきだと思っていた。

(今も思っている)

 

わかっていたけど、

不平等の人は同情され、人に優しくされるべきだと思っていた。

(今も思っている)

 

ちょっと世の中と自分への視点が変わった今なら、

さも世界が自分だけのために回っているかのような

傲慢な考え方だということがわかる。

 

義なるものの上にも 不義なる者の上にも 静かに夜は来る みんなの上に来る 

“ごはんができたよ(歌詞) / 矢野顕子”

 

時間だけは等しい。

残りの人生の時間、私は私を満たしてあげたい。

 

そのために、自分の輪郭を手に入れよう。

 

 

 

矢野顕子
コメント:人の平等と不平等がやさしく鋭く沁みてくる、名曲。

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